- 東京大学・麻布大学と特許使用契約済の認知・睡眠の質改善剤
- 加齢により休止したオレキシン遺伝子を活性化
- エピジェネティックな制御で細胞を呼び覚ます次世代素材
- 飲用2〜3日目から効果が発現
- 「非荷電」の糖なので、細胞に速やかにシアル酸として変換
- 独自のヒト試験(睡眠)他、マウスやイヌの良質なエビデンス有(認知)
- 日本人を対象とした安全性試験、動物安全性試験実施済
- 国産ManNAcもご案内可
N-アセチルマンノサミン(ManNAc)とは?

N-アセチルマンノサミン(略:ManNAc)は、細胞の受容体や免疫に不可欠な「シアル酸」の直接的な前駆体となるアミノ糖です。構造的にはN-アセチルグルコサミン(GlcNAc)の立体配置が一部異なる「エピマー」という関係にあり、生体内ではGlcNAcから変換されて生成されます。一般的なGlcNAcが軟骨の材料などに幅広く使われるのに対し、ManNAcはシアル酸合成に特化した中間体である点が特徴です。
最大の特徴は、複雑な代謝経路をショートカットして効率よくシアル酸を補給できる点にあります。この性質を利用し、シアル酸の合成能力が低下する希少疾患の治療薬候補や、脳機能・免疫制御に関わる高度な研究対象として、医療分野で非常に重要視されています。
期待される効果・効能
- 睡眠の質改善
- 認知機能向上
- シアル酸補充・糖鎖修復
- 筋疾患(GNEミオパチー)への応用
- 免疫・炎症制御
- ウイルス・感染関連
- 美容・アンチエイジング領域
N-アセチルマンノサミンの吸収性について

N-アセチルマンノサミン(ManNAc)は、シアル酸の生合成経路に位置する前駆体です。経口摂取後は体内で利用されますが、吸収は一定量で飽和しやすい性質があります。一方、シアル酸を直接補給する方法とは異なり、ManNAcは生合成経路を介して細胞内でシアル酸産生に関与する点が特長です。
現在、糖鎖のシアル化を支える基盤成分として研究が進められています。
ManNAcによるオレキシン遺伝子のエピゲノム制御(2013年研究報告)

東京大学の研究グループによる本成果(2013年)は、特定の糖分子が細胞の運命を決定する「糖・エピゲノム制御」という革新的な概念を提唱しました。研究では、N-アセチルマンノサミン(ManNAc)が視床下部のオレキシン遺伝子領域において、DNAメチル化の解除やヒストンの活性型修飾を直接的に誘導することを解明しました。
これにより、通常は厳重に抑制されているオレキシン遺伝子のスイッチがオンになり、多能性幹細胞からオレキシン産生神経への分化が促進されます。単なる栄養素が遺伝子制御のシグナルとして機能することを示したこの発見は、睡眠障害の病態解明や、食事由来成分を活用した新たな創薬・再生医療への応用が期待される画期的な報告です。
動物試験情報
高齢マウスを対象としたオレキシン神経細胞再生能確認試験

【対 象】老齢マウス - ManNAc投与
【項 目】オレキシン神経細胞数をカウント
【期 間】4週間
【結 果】
・老齢マウスで加齢により減少したオレキシン神経細胞数が増加
・作用部位として視床下部外側野が明示される
中高齢マウスへの睡眠の質・活動量評価試験

【対 象】中高齢マウス(43-66週齢) - ManNAc自由飲水
【項 目】EEG/EMG、体温、活動量の測定
【期 間】5日間
【結 果】
・投与2〜3日目からREM睡眠時間が有意に増加
・覚醒時間が増え、活動期のメリハリが回復
・昼夜の活動量・体温の振幅が改善し、睡眠覚醒リズムが正常化
・ManNAcの高い安全性を確認
中高齢マウスへの認知機能改善能評価試験

【対 象】中高齢マウス(52週齢) - ManNAc飲水投与
【項 目】場所・物体記憶課題、BrdU・Ki67陽性細胞数※GluNAc、Neu5Acとも機能比較実施
【期 間】4週間
【結 果】
・ManNAc 5mg/mLで場所記憶の識別指数が改善
・容量依存試験では物体記憶も改善傾向/改善
・GluNAc群、Neu5Ac群では改善効果なし
・Brd陽性、Ki67陽性細胞が増加し、海馬細胞の増殖が促進
若齢・老齢マウスへのうつ様行動改善能評価試験

【対 象】若齢・老齢マウス(雄) - ManNAc飲水投与、中枢投与
【項 目】強制水泳試験、社会的敗北ストレス(5日間) - 無動時間・接触行動・匂い嗅ぎ時間評価
【期 間】4週間
【結 果】
・ManNAc経口投与で若齢・老齢マウスとも強制水泳試験の無動時間が短縮
・社会的敗北モデルでは、低下した匂い嗅ぎ行動が回復し、社会的回避が改善
・経口投与と中枢投与の両方で抗うつ様作用を確認
ラブラドールレトリバーへの場所記憶能・活動計評価試験

【対 象】高齢犬 5頭(平均93.6か月齢) - ManNAc飲水投与
【項 目】place-learning test、活動・休息振幅指数
【期 間】2ヶ月間
【結 果】
・place-learning test のエラー試行数が有意に減少
・5頭中3頭で活動・休息リズムも改善