■製品特長
- イタリア・シチリア産のザクロ果実を使用。
- 美容・ダイエットで人気の成分「エラグ酸」を10%以上規格。
- 機能性表示食品制度「体重管理(体脂肪、中性脂肪、体重、ウエスト周囲径、内臓脂肪、BMI)」のSR化済み。
- 機能性関与成分が高濃度であるため、ソフトカプセルなどでも魅力的なダイエット訴求の製品開発が可能。
- Vitro試験で、脂肪細胞の分化(増大)抑制、脂肪細胞内での脂質蓄積抑制、炎症制御反応効果の確認済。
ザクロとエラグ酸について
ザクロは古くから「女性の果実」と呼ばれ、健康や美容に効果があるとされている果実です。特にザクロの果実には、抗酸化・抗炎症作用を有する「エラグ酸」が多く含まれています。
エラグ酸に期待される効果・効能
- ダイエット効果
- 女性ホルモン分泌
- むくみ予防
- 美肌・美容効果
- 尿路感染症予防
- 高血圧・動脈硬化予防
- 整腸(下痢予防) など
エラグ酸を効率よく摂取するために
摂取することのメリットがたくさんある「エラグ酸」ですが、特定の植物・果実にしか含まれない大変貴重な成分です。エラグ酸はザクロ果実以外にも、イチゴ、ブラックベリー、パイナップルに含有されていることが報告されています。ただ、エラグ酸をまとまった量摂取するためには、これらの果実を大量に摂る必要があります。
機能性表示食品を届出るのに必要な関与成分量「エラグ酸 3mg」は、イチゴで換算すると168グラム分、イチゴ(小粒 8〜10g) で約15粒相当となります。毎日食べるには大変な量です。
このため、エラグ酸が高含有である当原料を用いたサプリメントや食品で、効率よくエラグ酸を摂取することを推奨しております。
(※)参照:天倉ら, 2000, 食品衛生学雑誌, 41 (3), 206-211 から算出
エラグ酸の作用機序
【脂肪細胞の増大抑制】
肥満細胞の肥大化・分化に関連する因子”PPARγ”の発現を抑制する作用があり、肥満細胞の正常化させる効果がある。
【食欲正常化と体重管理】
エラグ酸を摂取することでC-リアクティブプロテインが低下し、レプチン複合体の形成が抑制されるため脂肪分解が促進。レプチンの働きが正常化する。
【抗メタボリック】
脂肪をコントロールするアディポネクチンの血中濃度を高める働きがあり、ダイエット信号であるレプチンを脳に伝達し、中性脂肪の分解を促し、インスリンの働きを高める。
Vitro試験データ
当原料を用いて、マイクロRNA制御が関与する異なる脂肪生成メカニズムを通じ、脂肪細胞の分化および脂肪細胞蓄積を抑制することを実証済みです。
【論文】Sorrenti Vet al. (2019) Beneficial Effects of Pomegranate Peel Extract and Probiotics on Pre-adipocyte Differentiation. Front. Microbiol. 10:660. doi: 10.3389/fmicb.2019.00660
腸内発酵することで話題の成分「ウロリチン」へ
エラグ酸は腸内発酵することで、今話題の成分「ウロリチン」へと変換されます。このウロリチンには女性に嬉しい美容効果や、サーチュイン遺伝子(長寿遺伝子)活性化効果などがあることが報告されています。なお、ウロリチンへの変換には腸内環境が重要であることも分かっており、腸内環境を整える素材との組み合わせでの製品設計することをおすすめしております。
ウロリチンに期待される効果
- サーチュイン遺伝子(Sirt1,Sirt3)活性化
- 細胞の回復、修復機能
- 代謝機能向上
- メラニン生成抑制
- 美肌効果
- 男性型脱毛症(AGA)の原因物質の生成抑制
当原料のSDGsへの取り組み
当原料(Dermogranate)は、17つあるSDGsテーマのうち、下記の目標達成のお役に立ちます。
No.3「すべての人に健康と福祉を」、No.12「つくる責任 つかう責任」
当原料は、ザクロ果汁の搾汁後の廃棄対象であった皮や種子の残渣を使用しています。この皮や種子に非常に豊富なザクロ特有のポリフェノール類が含まれており、高スペックな製品開発が可能になります。また、栄養豊富なザクロの部位を余すことなく使用し、「フードロス問題」の解決に役立ちます。
No.14「海の豊かさを守ろう」、No.15「森の豊かさも守ろう」
当原料の容器(25kg時のみ)に、"クラフトファイバードラム"を採用しております。本体がクラフト紙でできているため、再利用が可能な非常に環境にやさしい容器です。食品業界で長らく課題になっている「脱プラスチック活動」にも一役買っています。森の資源を守ることはもちろん、海洋ゴミ問題(マイクロプラスチック問題)の解決の一助にもなります。
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